全国環整連 第49回全国大会
大会主催者あいさつ
人口減少に伴い、地方自治体の下水道事業にかかる財政負担は、深刻となることが懸念されます。浄化槽の果たすべき役割は重要性を増しています。
浄化槽は柔軟な設置場所と、安価な初期投資から「戸別下水道」として現実的かつ持続可能なインフラとなるものです。
しかし、環境省報告の全国清掃率64%という実態は、清掃業者の責任が 果たされているとは言えず、深く反省しなければなりません。浄化槽清掃率100%を実現するために必要な区域割りを具体化する法改正を目指します。
また、消費者保護の観点からも、課題があります。
現状、浄化槽利用者は、法定検査・保守点検・清掃などの維持管理費を全額自己負担しており、一般会計から補填されている下水道利用者との間に大きな負担格差が生じています。浄化槽利用者に対しても、より公平で納得感のある税負担の仕組みづくりが求められます。
こうした課題に対し、全国環整連では、タブレット端末を活用した管理・報告業務のデジタル化により、水質管理の精度向上、業務の標準化、記録の透明性を確保し、住民に信頼される業務を目指しています。
本大会を、これらの課題に対する新たな視点や、実践的な解決策をパネルディスカッションの議論を通して、具体的な方針を示します。
全国環境整備事業協同組合連合会
会長 玉川福和
| 主催 | 全国環境整備事業協同組合連合会 | |
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| 担当 | 全国環整連大会実行委員会 青年部 | |
| 後援 | 環境省 | |
| 開催日時 | 令和7年10月30日(木) | |
| 場所 | ホテルニューオータニ「芙蓉の間」「鶴の間」 | |
| 開催内容 |
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